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- Energy saving point of steam -
加熱媒体としてあらゆる産業で一般的に使用されている蒸気。典型的なアプリケーションにおける省エネポイントをご紹介します。
ぜひお客様のプロセス改善にご活用ください。
加熱媒体としてあらゆる産業で一般的に使用されている蒸気。典型的なアプリケーションにおける省エネポイントをご紹介します。ぜひお客様のプロセス改善にご活用ください。
蒸気の乾き度を上げることで機器を守り、製品の品質安定につながります。
熱伝導効率の維持やシステム配管の浸食・腐食の防止効果なども省エネに繋がります。
蒸気流量を計測することで使途不明蒸気やピーク負荷など、分析に必要な様々な情報を得ることができます。
設計時に安全率をプラスして大きめにパイプサイズを決める事が多々ありますが、適切なパイプサイズにすることで配管部材や保温コストを削減でき、放熱などによるランニングコストの低減も期待できます。
また、偏芯レデューサーやストレーナの設置向き、ドレンポケットの設置など、蒸気配管には独自の配慮が必要です。
継手や溶接部などから漏れが起きていないか、メンテナンス計画を立てて定期的に確認することで省エネにつながります。
空気はとても熱伝導率が低い物質です。この空気が配管内に残ることで様々な弊害があります。空気を効率良く排出することで省エネにもつながります。
昇温に時間がかかる / 圧力と温度の関係が維持できなくなる / エアポケットができると温度ムラのの原因に / 配管内の腐食を促進
蒸気は圧力が変化すると、飽和温度、潜熱、顕熱などが瞬時に変化します。
適切な圧力で加熱することは、最適な温度で加熱することとなり、潜熱を有効に利用できます。
蒸気を大気に蒸射するスチーマーでは飽和温度は100℃以下となりますので、蒸気圧力を可能な限り低くすることで、開口部からの蒸気漏れを最小とすることができます。
スチーマー等の廃気には多くの蒸気を含まれていますが、製品に触れていることと100℃以下で空気と混合している点で、回収の対象外とされてきました。
ベントコンデンサーは、これら圧力が無い廃蒸気の熱回収をするために設計された熱交換器です。
時間比例制御と連続比例制御をご存じでしょうか。自動制御を行いたいと考えた際に、適切な制御機器を選定することで省エネに繋がります。
詳しくはこちらで解説しています。
加熱温度や製品の温度を一定に保つことは、製品の品質向上や安定に繫がります。
自力式、電動式、空圧式などの駆動部や制御弁の容量選定など、アプリケーションに応じた最適選定が最良な制御結果をもたらします。
適切なスチームトラップを設置することで省エネにつながります。
蒸気配管には必ず放熱が伴います。配管のみでなく機器にも保温が必要です。(*保温できない機器を除く)
ドレン回収を行っている場合はドレン配管にも保温を行うことにより熱エネルギーの損失を低減できます。
フラッシュ蒸気にはボイラから出た蒸気の約13%のエネルギーを保有しています。
このエネルギーを再度利用することができれば省エネにつながります。
スチームトラップから排出されるドレンにもフラッシュ蒸気と同じ約13%のエネルギーが残っています。
ドレンを回収することで様々なメリットがあり省エネにつながります。こちらで解説しています。
産業革命に火をつけることになった蒸気、その応用範囲は現代においては動力のみならず、発電、空調、温調、食品工業、化学工業、医薬品製造、その他さまざまなプロセスに使われており、今やなくてはならない存在となっています。そしてこれからの技術進歩と相まって新しい分野での活用が期待されています。
スパイラックス・サーコはお客様の目標の達成にお応えするための専門知識や製品、サービスをご用意しています。
当社は、ボイラから生成された蒸気の始めから終わりまで完全にカバーするソリューションを提供することができます。
またシンプルに、お客様の蒸気システムが最高のパフォーマンスを発揮するために必要な製品やサービスを提供することもできます。
蒸気エンジニアリングの基礎は同じでも、お客様のシステム毎に必要なソリューションは異なります。
スパイラックス・サーコは100年以上にわたる歴史からなる知識と経験、3300を超える製品群でお客様の目標をサポートいたします。