Case Study
- Hospital -
ビクトリア病院様
課題
40年間使用されていたシェル&チューブ式熱交換器の更新
レジオネラ菌のリスクを排除するために60°Cの温水を常にタンクに保有する必要があり、その温水は需要がなかった場合、長時間滞留することとなりエネルギーを浪費し続けていた。
目的
エネルギーとメンテナンス
コスト及びCO2排出量の削減
ソリューション
・EasiHeatTMの導入
蒸気熱交換によるきわめてコンパクトなプレート式温水製造ユニットです。暖房や一般給湯用途で即座に温水を供給します。貯湯タンクは不要となり、オンデマンドで常に安定した温度の温水を供給するため、放熱によるエネルギー損失やレジオネラ菌などの細菌が繁殖するリスクを低減します。
・逆浸透膜(RO)システムの導入
ROシステムは給水タンクに到達する前に汚染物質を98%以上除去し、高品質、低導電率のボイラー給水を提供します。これにより、ボイラーブローダウンの低減につながり、溶解固形物の蓄積を防ぎながら、エネルギーと水を節約、フォーミングなどの問題を回避します。
・スチームトラップの改善
成果
年間240,000(約3,600万円*)ポンドのエネル ギー削減、
年間34,000ポンド(約510万円*) のメンテナンスコスト削減、
年間1,400tのCO2排出量削減
*1£=150円換算