Case Study
- Paper factory -
M製紙株式会社様(静岡県富士市)
課題
ドレンタンクの大気開放管から放出されるフラッシュ蒸気が気になっていた。
燃料費の高騰により、省エネルギーできる方法を模索していた。
ソリューション
フローネイジ・システムの設置
フローネイジ・システムは、ドライヤー出口にセパレーター、流量計を設置し、流量制御によって製品毎に最適なブロー量を制御します。このシステムの導入により、生産条件として加熱圧力(温度)、スピード、蒸気ブロー量を数字で管理でき、標準化することができます。
生産条件に合わせた最適なブロー蒸気量を数字で管理でき、標準化が容易
二次圧(低圧ライン)が変動しても定量ブローができるので、生産が安定
過多の蒸気ブローがなくなりエネルギー原単価の削減
ドレンタンクの沸騰が改善
成果
システムの設置以降、二次圧(低圧ライン)が変動しても定量ブローができるので、生産が安定しました。ドレンタンクの沸騰も解消され、目に見える蒸気の放出が減少しました。
年間10,899,000kg/hの蒸気削減につながりました。これは月60万、 720万円の削減となります。