貯湯槽不要のEasiHeatで省スペース、安定したオンデマンド給湯を実現

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益田赤十字病院様

目的:機械室内の省スペース化・省メンテナンス化

ソリューション:貯湯槽不要のコンパクトなEasiHeatの設置

成果:圧力容器非該当のため省メンテナンスを実現、機械室内の省スペース化

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課題

新病院計画に伴い、給湯システムを検討。
従来の貯湯槽方式にて計画が進んでいたが施工面、運用面から改善が可能な別のシステムについても検討。

ソリューション

プレート式蒸気温水製造ユニットEasiheat™を2台設置。
貯湯槽方式から貯湯槽レスの瞬間給湯方式へ変更。
圧力容器非該当の為、定期法定検査が不要。

EasiHeat斜_L_s.jpg

成果

施工時の工数削減および省スペース化、運用時の省メンテナンスを実現。
ピーク負荷にも安定した給湯を実現。
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EasiHeat実測値

グラフ.png

ピーク負荷:157.2 l/minに対して安定した温度で制御

グラフ2.png □計測データ
計測:2023年8月6日
給湯使用先:一般給湯、浴室、シャワー、厨房
納入型式:EH350P型(350kW)2台

スパイラックス・サーコの温水製造ユニットEasiHeatは、お客様の用途に応じて仕様に合わせてカスタマイズ可能で、最適なパフォーマンスと投資収益率を実現します。

ぜびこちらからご相談ください!

カタログ&チラシ

関連Blog


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Webinar

下記以外にも様々なWebinarを開催しております。興味がございましたらぜひお問い合わせください!

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2023年6月に開催しましたSDGsに貢献できる蒸気温水システムWebinarです。

EasiHeat はきわめてコンパクトなプレート式蒸気温水製造ユニットです。本ユニットは世界中で10,000 台以上の販売実績があり英国では病院を中心に3,000 台以上の実績、国内では病院を始め食品工場、クリーンセンター等に多数の実績があります。
EasiHeat は現行の貯湯槽方式に比べて、よりCO2排出の少ない手段に転換することになり、これからの脱炭素社会へ向けた「低炭素化」に貢献します。今回のウェビナーではEasiHeat TM の省エネルギー性にスポットを当て、サステナブルな温水システムの構築にどのように貢献できるか様々な事例を用いて紹介します。

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2024年3月に開催しました貯湯槽コイルはなぜ壊れる?ストールによる破断トラブルとその解消方法Webinarです。

病院でよく見られる給湯設備である貯湯槽において『ウォーターハンマーが発生する』『定期的に貯湯槽が腐食・葉損する』等のトラブルはありませんか?
このような場合『ストール(ドレン滞留)現象』が発生している可能性が高いと言えます。今回のウェビナーでは『ストール(ドレン滞留)現象』のメカニズムとその解消方法について紹介致します。

スパイラックス・サーコのスチームトラップ診断

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スチームトラップは効果的で効率的な蒸気システムの基本です。スパイラックス・サーコの訓練されたエンジニアならスチームトラップの正常・不良を的確に判定し不具合や要改善箇所も診断報告できます。 株式会社.jpg

スチームトラップが詰まった場合

症状 その影響
蒸気品質の低下 生産プロセスの効果が低い
製品が要求水準に達しない
汚染につながる腐食の可能性 製品の品質とプロセス効率の低下のリスク
浸食/腐食 メンテナンスコストの増加
プロセスのダウンタイム増加
ウォーターハンマー メンテナンスの増加
健康と安全の問題
潜在的な微生物の増殖 製品が要求水準に達しない
プロセスが停止

スチームトラップが漏れた場合

症状 その影響
蒸気が大気に放出 燃料費、炭素排出量、水の消費量の増加
これらにより運用コストの増加/利益の減少
ウォーターハンマー メンテナンスの増加
健康と安全の問題

スパイラックス・サーコではSQT蒸気の質診断も提供しています。

SQT:Steam Quality Testing

専用のキットを用いてEN285に準拠した"蒸気の質"のテストを行い、レポート 
と証明書を発行できます。

SQT.png

ぜひスチームトラップ診断をご検討ください!お問い合わせはこちらから

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乳製品プラントのドレン汚染検知システム設置で年間222万円以上を削減

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乳業会社/日本
目的:ドレンの潜在的汚染リストの軽減

ソリューション:ドレン汚染検知システムの設置

成果:年間222万円のコスト節約、18か月で投資費用を回収
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課題

乳業のお客様はドレンの復水を行っていなかったため、エネルギーと水の損失が発生していた。

またCIP(Clean-In-Place:定置洗浄)の熱交換器が故障した場合に復水システムに二次汚染のリスクがあることも懸案となっていた。

熱交換器の故障は疲労、クラック、腐食、ガスケット摩耗など多様な形で発生します。これは特にCIPアプリケーションに大きく関与するおそれがあり、小さな欠陥が長期にわたり検知されなかった結果、蒸気と復水システムにCIPの二次汚染が発生することがあります。この汚染はボイラや蒸気システムの損傷の原因となるだけでなくUHT十乳など蒸気が直接触れるプロセスの場合にはプロセス汚染に発展する恐れもあります。

ソリューション

- CCD(Condensate Contamination Detection:ドレン汚染検知)システムの設置

CCDシステムは復水の伝導度を監視し、万一、汚染が検知された場合には3方弁に信号を送出して汚染したドレンを排出します。またCCDシステムに加え2つのポンプパッケージも設置しました。これによりお客様はドレンを捨てるのではなく、ボイラの給水タンクに戻せるようになりました。このシステムには濁度測定センサも組み込みました。

成果

- 回収したドレン:980kg/h

- 回収した熱:328,630 kJ/h

- ボイラ給水温度が14.3℃上昇

- 熱量費の年間削減額:222万円

- 投資費用回収期間:18か月

(数値には節水の効果および排水処理のコスト削減は含まれていません)

アプリケーションフロー

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CCDドレン汚染検知システムとは

導電性ドレン汚染検出(CCD) の場合はCP10 型導電性プローブとBCR3150 型コントローラーを選択します。ボイラーに戻されるドレンの導電率を監視および表示する制御システムは汚染されたドレンを排水します。蒸気はエネルギーを伝達する非常に効率的な方法であり、多くの産業プロセスに使用されます。蒸気の熱をプロセスに使用した後、残った高温ドレンは可能な限りボイラー給水タンクに戻す必要があります。


CCD システムを導入することによって得られる重要な利点︓

- 節水
- ドレンの余熱を回収
- 高価な水処理薬品の節約

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ドレンが少量であってもきれいであることを確認することが不可欠です。汚染の原因は泡立ち、スケーリング、または腐食を引き起こす可能性があります。継続的なドレン汚染モニタリングは、ボイラーを保護し製品の品質を確保しエネルギーと水の節約を最大化することができます。

CCD システムは次のもので構成されています。

-S20 型センサーチャンバー
-CP10 型導電率センサー
-TP20 型温度プローブ

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主な特徴︓
• ボイラーの損傷と製品の汚染を回避します。
• 25° C で1 μ S/ cm までの導電率を感知できます。
• 精度を高めるための凝縮温度補償。
• 絶縁された4 ~ 20mA 出力。
• 用途の広い取り付けオプション︓パネルアダプター付きのDIN レール。

カタログ

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"使途不明"蒸気ゼロ!

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スパイラックス・サーコの高精度流量計は、従来の流量計に比べ格段に幅広い測定範囲と精度を保証。単なる流量検出だけでなく、不具合監視センサーとして蒸気システム及び設備機器の管理にも広く使用されています。正確な原単位管理と省エネ実施ツールとして、"使途不明" 蒸気ゼロを実現します。

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既設流量計では総発生蒸気量を正確に計測できない問題があります。

使途不明グラフ_アートボード 1.png

使途不明蒸気の比率は総発生蒸気全体の20%~ 30%あり、使途不明蒸気はトラップの洩れ、バルブ漏れ、放熱が主な要因です。

■毎年省エネ・原単位目標を達成するために

① 蒸気流体の特性を正確にカバーできる、高精度流量計の設置が必要
② 現状を正確に把握し、省エネ目標値を設定
③ 省エネ目標検証ツール

こちらのブログも

ぜひご覧ください

流量計測1_アートボード 1.png

流量計測は必要なのか?

流量計測2_アートボード 1.png

流量計測は難しい?

■蒸気を正確に計測できない理由

①運転中常に圧力が変動している
 =比体積が常に変動
 =補正・計測をする必要がある。


②負荷変動が激しいため、上限・ 下限値の計測精度が高くなければ対応できない。

グラフ1.png
0.8MPaGから0.7MPagに圧力が低下すると体積は11.6%増加する。

■高精度蒸気流量計の採用をお勧めします!

①他の流量計では計測できない範囲(下記グラフ黄色部分)を計測=使途不明蒸気の把握が可能となります

 負荷変動、バッチプロセスのあるラインに対して特に有効です

②レンジが広いため、計測上限に合わせて選定が可能になります(下限測定のための親子設置が不要。2台⇒1台に)

③計測誤差が少ない

④測定部前後の必要直管距離が少ない。上流6D、下流3D

⑤低流速蒸気でも計測可能

グラフ2.png

■プロセスの生産性、効率性、持続可能性を高めるスパイラックス・サーコの流量計

プロセスの完全な制御は精密に測定することから始まります

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トータルサポート:プロセス監査からプログラムの最適化まで

困難な流動媒体の正確な測定は多くの場合、複雑で正しく行うのが困難であることは間違いありません。しかし50 年以上の流量計の経験によりお客様が成功するために必要なリソースを正確に知っています。

最寄りのスパイラックス・サーコに流量をどの程度正確に測定できるかについてご相談ください

工場で温水を使用しているお客様へ

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こんなお悩みありませんか?

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EasiHeatで工場内へ温水を供給することで解決できるかもしれません!

コンパクトな設計 JPL_23_009_F&B_温水_007.jpg

・ 1.2 m2
・ 法定検査不要
・ 放熱ロス小

安定的な温水の供給

・90℃温水もワンタッチで供給可能
・ ± 1℃の高い制御性

EasiHeatとは?

EasiHeatはプレート式蒸気温水製造ユニットであり、安全で正確な温水を提供し、正確な温度制御が必要なプロセスアプリケーションで使用できます。

カタログはこちらから

EasiHeatDHWカタログ_SB_P481_06_issue5_KK_202302_LR-1.png

Case Study

学校給食 貯湯槽から更新

Before

・貯湯タンクを使用していた
・ピーク時に温水温度が下がる
・朝の立ち上がりに2時間かかっていた
・年1回の圧力容器検査が必要だった

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After

・EasiHeat に更新した
・ピーク時でも温度が安定した
・朝の立ち上げ時間が10 分になった
・年1 回の圧力容器検査が不要になったため検査費約30 万円のコスト削減になった

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加工肉工場 ミキシングバルブの問題解消

Before

・ミキシングバルブが工場内に約40 か所設置してありその半数が壊れて使用できない状況だった
・ 故障頻度が高く、担当者も頭を悩ませていた
・ 蒸気配管が工場内に張り巡らせていて保温も劣化しているところが多く蒸気を使用していないラインへも蒸気を供給していた

After

・ EasiHeat を採用。工場内に温水循環システムを構築
蒸気配管撤去による放熱ロス削減効果:約300 万円/ 年
・ミキシングバルブ故障で蒸気吹き出しによる人災のリスクも排除できた

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食肉工場 直接蒸気加熱からの更新

Before

・直接蒸気加熱の開放型貯湯タンクを使用していた ( 豚、牛ライン殺菌用)
・ ピーク時に温水温度が下がる懸念があったため、設定温度を98℃として、ほぼ沸騰状態だった
・ 開放管からは湯気を放出していた
・ ほぼ沸騰状態の為、蒸気制御はできてなく、どのくらい余剰蒸気を供給しているかも不明だった

After

・ EasiHeat に更新
・ 90℃設定が可能となり8℃分の昇温エネルギー分を削減することができた
・ 約130 万円/ 年 燃料代削減
・ ピーク時でも温度が安定
・ 湯気の放出がなくなり、環境改善

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コンビニベンダー プロセス時間の短縮

Before

・仕込み用の装置に30 ~ 40℃の温水を供給して蒸気で加熱していた
・ 70℃まで昇温するのに約12 分を要していた
・ 工場内の給湯は40℃設定の貯槽槽から供給していた

After

・ EasiHeat を新たに追加導入
・ 貯湯槽の40℃のお湯を補給水としてEasiHeatに供給。装置近辺に70℃が供給できる70℃の温水の循環ループを設けた
・ 装置へ70℃温水を直接供給できるようになり、その時間は1 分程度だった

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今、ご使用の減圧弁や制御弁の選定はあっていますか?

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このようなお困りごとはありませんか?

・よくハンチングしている
・3年以内に壊れる
・開度が20%以下でよく作動している
・開度が80%以上でよく作動している
・二次側の安全弁がよく吹いている
・ウォーターハンマーがよく起こっている
・電磁弁をつかってON/OFF制御をしている
・安全弁が頻繁に作動する

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これらのお困り事は制御弁の再選定で解決できるかもしれません

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ケーススタディ集はこちらからご覧いただけます


制御弁の作動原理は動画で確認いただけます


蒸気の制御について他にもブログがございます。こちらもぜひご覧ください

蒸気のお話しタイトル1.jpg ブログタイトルD_蒸気の制御1_アートボード 1.png


お問い合わせ

詳しく話を聞きたい等ありましたらお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらよりお願いいたします。

蒸気技術セミナー

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スパイラックス・サーコの蒸気技術セミナー

〇●2024年開催予定●〇

【Entryコース】2024年6月3日(月)13:00~17:00  

【SCLコース】未定

※有料での開催となります。詳細は下記案内をご覧ください。

セミナーの内容

2024蒸気技術セミナーご案内_スパイラックス.jpg

↓クリックするとPDFが開きます。

2024蒸気技術セミナーご案内_スパイラックス.pdf

受講料

Entryコース 5千円+税/人

SCLコース 2万円+税/人

※テキスト代、昼食代(SCLコースのみ)が含まれます。

会場の御案内

スパイラックス・サーコ 幕張事務所 千葉県千葉市美浜区浜⽥2-37

周辺図 拡大図
sps全体図081118_202302.jpg sps拡大図081118_202302.jpg

JR京葉線・海浜幕張駅より バス5分 運転免許センターバス停下車 バス停より徒歩5分

JR総武線・幕張本郷駅より バス10分 運転免許センターバス停下車 バス停より徒歩7分

セミナー施設の御案内_スパイラックス・サーコ_JPL-22-010.pdf

お申し込み

受講コース、受講日が決まりましたら下記申込用紙にご記入の上、メール送信またはFAXください。

担当営業経由でのお申し込みも可能です。Infojp@spiraxsarco.com

申込用紙:2024申し込み用紙_定例セミナーCB.pdf

Entryコースをオンライン視聴

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幕張までお越しが難しい方へ、オンラインにてビデオ視聴での受講も可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

新型コロナ感染症等への対応

スパイラックス・サーコは感染症に関して下記の通り対応いたします。

1)小規模人数での開催

通常、54名まで着席可能ですが、定員を30名までといたします。   

2)ソーシャル・ディスタンスの確保

空間を開けてのお席を用意いたします。

3)体温チェック

37.5℃を越えた場合には、申し訳ありませんが受講いただけません。別日程にて参加いただくか、ご返金の対応をさせていただきます。

4)建物入口、セミナー会場入口にアルコール消毒液を設置

ご受講の皆様には、「手洗い」や「手指の消毒」などの感染症予防対策へのご協力をお願い致します。

5) セミナールーム・ドアノブ・机・洗面所の消毒徹底

6)ウイルス対策として換気の実施

感染予防対策として、マスクの着用を推奨しております。 マスクにつきましては可能な限り受講の皆様でのご用意をお願いします。 安心してセミナーにご参加いただくため、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申しあげます。

※最少催行人員は5名となっております。

※企業様個別のプライベートセミナーはオンライン・来社型セミナーともに実施可能ですので、ご希望ありましたら連絡をお願いいたします。

※プライベートセミナーの定員に関しましては、ご相談によって決定させていただきます。

Webinar(オンラインセミナー)

※特定産業向けに開催してきましたWebinarは今年も引き続き開催しております。

過去のオンラインセミナーはこちらをご覧ください。

過去のWebinar閲覧希望やこんな内容のWebinarがあれば案内が欲しい等ございましたら下記まで連絡をお願いいたします。

Infojp@spiraxsarco.com

海外規格製品のメンテナンスで困っていませんか?

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海外製の生産設備についている制御弁や減圧弁の不具合でメンテに困っていませんか?

▶メーカーが日本ではないためどこに問い合わせたらよいかわからない。

▶付き合いのある代理店に問い合わせたが取り扱いがない。

▶プラントメーカーまたは販売代理店へ直接問い合わせたが回答が遅い。

▶規格の詳細がいまいちわからない。

▶納期に時間がかかる。

▶内部部品やガスケットだけでよいのに送料が高額。

▶JIS規格の機器に交換を検討するがフランジ規格が異なるため面間が合わず工事が必要。

などのお声を聴きます。

このようなお困りごとはぜひスパイラックス・サーコにお問い合わせください。

◎スパイラックス・サーコはイギリスやアメリカにも工場があり、DIN規格(PN)やASMEなど様々な海外規格に対応可能です。

◎日本対応なので通常製品と同じように問合せができストレスフリー。

◎内部部品は日本国内標準在庫。*1

◎メンテナンス可能。

◎他社の制御弁でもDIN規格であれば同面間のため工事なく置換が可能。*2

*予備部品の標準在庫はお問い合わせください。
*規格により面間が異なることもございますのでお問い合わせください。

CaseStudy

スパイラックス・サーコの制御弁は配管に取り付けたままでメンテナンスが可能です。

メンテナンス方法については詳しくはこちらのビデオをご覧ください。(英語のみ)

詳しくは担当営業へお問い合わせいただくか、こちらからお問い合わせください。

サーモコンプレッサーによる低圧蒸気の優先利用で年間690万の省エネ実現*

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化学会社/日本
アプリケーション:リボイラー
目的:低圧蒸気の余剰を利用したい

ソリューション:低圧蒸気の有効利用による省エネ

成果:リボイラーへの供給蒸気は低圧ラインの供給蒸気を優先。不足分のみ中圧又は高圧ラインより供給し、年間約690万*のメリット
*試運転時

課題

発電を行っているため単価の安い低圧蒸気が余剰になっていた。

ソリューション

- サーモコンプレッサーをユニットで導入
- 単価の安い0.3MPaGの低圧蒸気をサーモコンプレッサーで中圧1.0MPaGの蒸気と混合し、リボイラに0.4MPaGで供給
- 元々供給していた1.0MPaGの供給蒸気量削減(蒸気単価 2.5/1.0MPaと0.3MPa⇒単価差︓1.2円/㎏)

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成果

リボイラへの供給蒸気は0.3MPaGからの供給蒸気を優先させ不足分のみ1.0MPaGもしくは2.5MPaGより供給。

1.0MPaG、2.5MPaGラインの蒸気量削減。
 (試運転時年間メリット︓1,000㎏/h×24時間/日×240日/年×1.2円/㎏=6,912,000円/年)

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アプリケーションフロー

下図はクリックで拡大します。

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作動原理

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圧力は高いところから低いところに流れます。ですので低圧蒸気が高圧蒸気に流れ込むということは通常起きません。つまり低圧
蒸気を使って中圧蒸気を作るには、単純に混ぜるだけでは不足なのです。

そこでサーモコンプレッサーは"ベンチュリ効果"を利用します。ベンチュリ効果とは、流体の流速が速くなると圧力が下がるという効果です。
つまり高圧蒸気を高速で流すことによって瞬間的に低圧蒸気より圧力を低くし、高圧蒸気に低圧蒸気を引き込みます。ここで二つの流体が混合した状態で流速が遅くなることによって中圧蒸気を供給することができるのです。
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こちらのケーススタディは下記よりダウンロードが可能です!

まとめ

無駄を減らして利益を増やす

サーモコンプレッサーは低圧の蒸気をより高い圧力に昇圧させることによって、利用先のない低圧余剰蒸気の有効活用を可能にする省エネ装置です。

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- 高所への設置を可能にするシンプルでコンパクトデザイン&軽量
- 低導入コスト&低運用コスト
- 最小限のメンテナンス:可動部や回転部がないため、最小限の保守で運用可能。離れた場所やアクセスできない場所に設置可能
- 専門家によるメンテナンスが不要
- 防爆域での使用が可能
- エネルギーの損失なしに再循環が可能

スパイラックス・サーコのサーモコンプレッサーは、一品一品用途に応じてお客様の仕様に合わせて設計および製造されており、最適なパフォーマンスと投資収益率を実現します。

ぜひご相談ください

カタログ&チラシ

関連Blog

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Webinar

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2023年9月に開催しましたケミカル業界向け 使いづらい低圧蒸気を使いやすい中圧蒸気に のWebinarです。

興味がございましたらぜひお問い合わせください!

工場でよくみる゛湯気" はエネルギーですが使い道が見つけられずに仕方なく捨てられているケースが多くあります。
サーモコンプレッサーはこれらの゛湯気" を昇圧させることによって工場内で使える蒸気にかえ省エネに寄与することができます。