蒸気に関するWebマガジン|スパイラックス・サーコ
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First for Steam Solutions

廃フラッシュ蒸気回収で約400万/年削減

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乳業会社/日本

目的:

省エネ

ソリューション:

ヒーター負荷バランスやフラッシュ蒸気回収システムを設計・提案



成果:

約400万円/年(9.2%)の省エネを実現

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課題

ドレンは予熱器を経てドレンタンクに回収されていたが、フラッシュ蒸気が大量に発生していた。

ボイラ給水はすでに他の熱回収により80℃まで加熱されていたため、予熱コイルでエネルギーを使い切る必要があった。

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ソリューション

- ヒーター負荷バランスやフラッシュ蒸気回収システムを設計・提案

- 予熱コイルにSJTを使用したフラッシュ蒸気回収

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成果

- 装置で使用する蒸気量を274kg/h削減し、約400万(約9.2%)の省エネを実現

- 環境目標達成をサポート

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工場担当者様からのコメント

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アプリケーションフロー

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サーモコンプレッサーとは

サーモコンプレッサーは低圧の蒸気をより高い圧力に昇圧させることによって、利用先のない低圧余剰蒸気の有効活用を可能にする省エネ装置で、エゼクターやスチームコンプレッサーとも呼ばれる機器です。

サーモコンプレッサーは高圧蒸気を中圧蒸気にラインに流すことによって、低圧蒸気を吸入し中圧蒸気に再圧縮するシステムです。
多段ヒーターでは低温予熱、中温加熱、高温加熱と切り分けて熱エネルギーの利用を最大化させます。

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●高温加熱は既存通りの高い圧力で、最終温度を担保させます。
●中温加熱では高温加熱のドレンをフラッシュさせたうえで、サーモコンプレッサーを利用し低圧蒸気として再利用します。
●低温予熱はドレンがもっている温水のエネルギーを予熱として利用することになります。
3段階での熱利用をすることによって、廃温水の温度を100℃以下に低減させることができ、同じ1kgの蒸気でもより多くのエネルギーを活用することができます。


お客様の状況に合わせて最適な廃蒸気回収をご提案致します!

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カタログ


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