スチームラボ|DF2型ディフューザの騒音削減効果と息継ぎ現象
蒸気に関するWebマガジン No.71
前回のスチームラボでは、DF1型ディフューザを大気開放した際の実験を行いました。 今回はDF2型ディフューザの2次側にも透明配管を接続し2次側が満水の場合の実験を行いました。息継ぎ現象についても解説しています。
ディフューザとは、配管末端に取り付け、高速排出の緩和により騒音と浸食の問題を軽減する蒸気配管用機器です。
息継ぎ現象とは?(上の動画より一部抜き出し)
蒸気を水中に蒸射した際に水の排出と逆流が繰り返される現象です。
水温が低いと吐出された蒸気が爆縮するため瞬間的に負圧になり水が吸い込まれます。
水中に蒸射する場合だけでなく、スチームトラップの二次側が水没している場合でも起こります。
息継ぎ現象で排出先の液体やドレンを吸い込むことにより、ウォーターハンマーや汚れによる機器故障のリスクが高まります。
詳しくは上のDF2型ディフューザの騒音削減効果と息継ぎ現象のビデオ後半にて解説しています!
ディフューザの詳細はこちらから。
大気に開放するタイプのディフューザの騒音削減効果はこちらで実験しています。
ぜひこちらもご覧ください!
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こんな実験があったら見てみたい!現場では保温材に巻かれて見えないけど、○○が気になるなど・・
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