可変ノズル式減温器でベトナム石油精製所の流量変動に柔軟対応

🏢 対象設備
- ●インドネシアのズンクアット製油所
課題と背景
- JGCベトナムは石油・ガス業界向けEPC(設計・調達・建設)サービスを提供。
- クライアントであるズンクアット製油所では、従来の固定オリフィス式減温器では最大・最小流量差が大きく、かつ流量自体が低いため、冷却水ノズル径の選定が困難でした。必要な冷却水圧力が非常に高くなり、現実的でないため代替案が求められていました。
達成条件
- ●高圧過熱蒸気のエンタルピーを、非常に低い流量かつ大きなターンダウン比(最大・最小流量の比率)で安全かつ正確に低減する
提案概要
可変ノズル式減温器(VAD)を既設配管に設置。
VADは、アクチュエータ制御の可変ノズルから微細化した冷却水を噴霧し、広範囲な蒸気ターンダウン比(最大50:1)に対応しながら、過熱蒸気をほぼ飽和蒸気まで減温可能。
ノズルや構成部品は現場で調整・交換でき、流量変化にも柔軟に対応。冷却水は複数ノズルから噴霧され、Spirax Sarco PN9000またはTN2000シリーズアクチュエータで制御されるプラグの直線運動により順次開放。上流側のY型ストレーナで制御弁の最適性能を維持。
成果
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JGCベトナムはこの新しい減温方式を採用し、広い流量範囲で過熱蒸気のエンタルピーを正確かつ安全に低減可能となった。
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減温蒸気を熱交換器で利用し、蒸気を凝縮・ドレン回収することで、プロセス効率の向上も実現。
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